• 中世の流行から現代のストリート・ファッションまで、
    700年にわたるファッション史を
    いままでほとんど書かれたことのなかった視点から
    400点を超えるカラー、モノクロ図版とともに通観する密度の濃い一冊。

    中世から20世紀まで、奇妙な流行、奇抜なスタイル、ダンディたち、
    スポーツウェア、リゾート着、そして洒落者たちを支えた服飾産業労働者まで、
    いまだ書かれたことのない知られざるファッション史の深層!
    洒落者たちの栄光と没落の700年!
    定価: (本体2,476円+税)
    発売: 2013年
    サイズ: B4 ペーパーバック
    単行本: 200ページ
    出版社: ワールド・フォトプレス
    • 左右非対称のエキセントリック・モード
    • 中世のとんがり靴の長さたるや!
    • コッドピース、あるいは股間のだまくらかし
    • ピューリタン服~禁慾主義と資本主義
    • もりヘア淑女に長髪貴族
    • イタリアかぶれとイギリスかぶれ
    • アンクロワイヤブル─フランス革命後の過激派
    • メルヴェユーズ─革命後の最先端レディス・モード
    • 中世~近世、労働者百態
    • ダンディの誕生とロマン主義的「美」の病
    • 大人服のミニチュアとしての子ども服
    • テーラーの勃興とメジャリング技術
    • 男性用コルセットと身体矯正
    • 世紀末の黒服の葬列と真っ白なシャツ
    • 「白い布」への強迫観念
    • パリには7万人もの洗濯女がいた
    • 世紀末の「白」を支えたアイロンかけ女工
    • 白物衣類を支えた漂白産業 
    • 合成染料の発明とモーヴの流行
    • 芸術的ネッククロスの結び方
    • ステッキという紳士必携の役立たず
    • パラソルとアンブレラ
    • デパート・ブームとカタログ通販戦略
    • 英国王室三代のファッション
    • ロンシャン競馬場でのモード
    • 労働着はなぜ伝統的にブルーなのか?
    • レズビアニズムと男装の麗人たち
    • 女性のパンツ・スーツは誰が着始めたのか?
    • アヴィエイター
    • モーターサイクリスト
    • スポーツの大衆化とニッカーボッカーズ
    • テニスウェア
    • 白服ブームとリゾート・ウェア
    • 水着とターザン
    • スクール・ブレザー、オックスフォード・バグス、プラスフォア
    • セシル・ビートンとブライト・ヤング・ピープル
    • モノクル、マスク、退廃の都ベルリン
    • 忘れられたイタリアのモダニスト─タイヤート
    • イタリア・ファシスト党の黒シャツ隊
    • 列強諸国の植民地スタイル
    • 室内着
    • 衣装人形からモデル・エージェンシーへ
    • リュシアン・ヴォージェルとガゼット・デュ・ボン・トン
    • ナイロン・ストッキング
    • 男子帽百様
    • ラインストーン・カウボーイ
    • ズート・スーター
    • エドワーディアンとテディ・ボーイ
    • アメリカン・エリートのスタイル
    • モッズ~ハード・モッズ~スキンズ
    • ジョン・スティーヴン
    • Mr.フィッシュ
    • サイケデリック・レボリューション
    • トミー・ナッターとサヴィル・ロウの革新
    • パンクとジョン・ライドン
    • ヒップホップの誕生
    • ファッション・マガジン
  • 『流行服』刊行のきっかけとなった執筆原稿紹介
  • モノ・マガジン別冊『モノ・スペシャル ワークウェア』
    執筆+デザイン
    『モノ・マガジン』別冊の『ワークウェア』No.5~No.8に執筆した
     ファッション史原稿。
    『戦争とファッション』、 『革命の衣服、衣服の革命』、
    『冷戦下の米ソ宇宙服開発 競争史』、 『戦争と清潔意識』。
    企画提案、図版資料許諾、執筆、レイアウトの
    すべてをおこなっている。
    ※『流行服』には、上記原稿は収載していない。
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