ベルリンに本拠を置く!K7 Recordsから今年リリースされたHerbertの「Bodily Function」は、素晴らしい作品だったが、その!K7 Recordsが、またも傑作をリリース。それがこのウルシュラ・ルッカーだ。全編ダウンテンポな曲調に乗る彼女の詩。ヴォーカルも入るのだが、ほとんどはポエトリー・リーディングというような作品群。ZERO 7などもそうだが、このところどのジャンルに入るのかわからない不思議な魅力をもった一群が現れている気がする。音響系ともまた違う彼らの音こそ、今最も重要な動きなのかもしれない。