60年代、70年代のサントラなどのスキャット曲ばかりを取り上げたフランスのレーベルによるアルバム。詳細はわからないが、男女二人のスキャットを聴いていると、まるであの時代にワープしたような感じになる。このところモンド/ラウンジ系でよく取り上げられていたテンポの良いスキャットものだけでなく、哀愁に満ちたスローなバラードもいくつか入っていて、これがまた泣かせるのだ。この作品が好評だったためか、先日、レコード屋に行ったら早くも同じシリーズとして次のアルバムがリリースされていた(ヴォーカルが同一人物かは、確認し忘れたけれど)。