この欄でも、すでにデイブ・パイクは紹介したが、今回は久々に再発、しかもアナログ盤がつい最近出たので特別にまた取り上げることにした。パイクものは、ここ3〜4年くらいの間にCDが、何枚か再発されたが、たぶんアナログは初めてではないか? ビル・エヴァンスのピアノをバックにクールで洒落たヴァイブ・プレイを聴かせてくれる。「In a Sentimental Mood」でのビル・エヴァンスのソロも最高だ。パイクのディスコグラフィの全貌がわからないので、勘で言う話しだが、この盤はたぶんもともとのデザインは、ピラミッドの写真のものをデザインし直したのではないかと思う。一度だけ、そのオリジナル盤を見たことがあるが4000円を超えていて諦めた記憶がある。パイクのCDはいまだに数枚出ているはずで、どれを買っても失敗無しなのでぜひお薦めしたい。