「Pecado」
Maria Creuza
RCA records

前作と変わって、ちょっとナチュラルなポートレートとなった1979年の作品。声も曲もしっとりとした感じも申し分なし。 クレウーザのなかでは最も好きな作品だ。 15歳で音楽活動を始めた彼女は、アントニオ・カルロス&ジョカフィと出会い、 その後ヴィニシウス・ジ・モライスと出会い決定的な影響を受ける。 ボサノヴァというよりもサンバ・カンソーンに近い歌は、 しかしもっと評価されてもいいと思う。日本でのボサのあまりの流行は、サンバ・カンソーンなどに立ち返っていないのが残念。