デザイン専門誌『+Designing』で、「ロゴ&マークの考え方と作り方」という特集があり、そのなかで5ページほど、パピエ・コレで実践テクニックを担当。グラフィック・デザイナーならだいたい持っているようなオーソドックスな書体、ならびに円や四角の幾何学図形を使って、なんらかのデザイン様式やカルチャーに沿った書体を作りあげるという企画。実際、やってみるとかなり難しい。「EXOTICA」「Latina」などかなりうまくいっているつもりなんですが、こういうのはわかる人にはワカルという感じで、どうも『+Designing』のいかにもメージャーっぽいデザインを集めた誌面にはどうなんでしょう。ロゴの下にはそのカルチャー的背景も書いたので、そちらは短い文章だけれど、充実していると思う。バロックやゴシックの歴史・文化的背景からテクノやアシッド・ジャズまで広範囲にわたっているので。 |