2009年4月19日の「朝日新聞」書評コーナーの「視線」というコラムにてサエキけんぞう氏が『昭和30年代 モダン観光旅行』を紹介してくださった。その前の4月12日の「北海道新聞」の書評欄にも掲載されたが、やはり影響力という点では、「朝日新聞」のほうが圧倒的に大きい。
実際Amazonのランキングで20,000代から60,000代を推移していたのが、掲載当日の午後にチェックしたらいきなり491位にランクアップ。本>歴史・地理>日本史>昭和・平成、というジャンルでは、なんと2位。そんな大衆受けする本とも思ってないのですが、でもこの時代にノスタルジーを感じる人は多いと思う。Amazonのレヴューにも散見されたが、この時代の人着絵はがきの楽天的な進歩像に「未来」的な感覚を覚える人が多いようだ。これもまた「過ぎ去った未来」かもしれない。
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