2003. 01
[アキ・カウリスマキ・ショウ!!] ユーロスペース

 1月25日から3月まで渋谷の〈ユーロスペース〉で、「アキ・カウリスマキ・ショウ!!」と題された特集上映が開催される。 このチラシのデザインをパピエ・コレが担当。仕事としては小さなものだが、なにせ映画に関するものだし、カウリスマキは個人的にも好きだったので、楽しい仕事だった。 日本では『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』(89)で話題を集めたが、この映画を評価しない人は多い。よく見ればニューヨークをあんな北欧風の色で撮った監督はいないし、 中古のキャデラックを買ってからロード・ムービーと化していくあたりは映像的にも素晴らしいものだ。 そもそも彼らレニングラード・カウボーイズが演奏するロシアでのロシア民謡にロック風味の音楽からヒルビリー風、マリアッチ風と、 場所を変えるごとに風味の変わる音楽も相当に高度なものだ。 カウリスマキの音楽に対するこだわりは、他の映画でも随所に見られ、そういうところはジム・ジャームッシュにも近いかもしれない。とこかくこれだけまとまって見れる機会は珍しいので是非劇場へ。
http://www.eurospace.co.jp

2003. 01
[Saturday]Nagasawa Workshop予告!

長澤 均さんと赤城 聡さんのワークショップ クリエイティブな映画の見方Special 〜アートディレクターの視点とプロデューサーの視点〜
日時:2003年2月8日(土) 13:00〜17:30
11月10日のセミナーでも映画のカットや構図の意味を分析したが、これは映画プロデューサー赤城聡さんとともにセミナー/ディスカッションネ「目からウロコ」の講座になるはず! 昨年の美学のセミナーもそうだが、一度映画論をやりたかったので参加してみてください。

詳細→C&R社HP
http://c-place.ne.jp/0000engine/pec_engine.cgi?N=w020725162734
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