「Kharmakion」
Bossa Nostra featurring Bruna Lopez
IRMA Records

本作は1998年の発表となっているが、当時、入荷していたのだろうか? 僕がこれを買ったのは今年、京都の「Jet Set」でのことだ。もっともこのあとに出た「Voyage to Brazilia」がヒットとなったが、この新作に収められている曲の半分以上が、このアルバムにも収められている。う〜ん、どうなっているのだろう? ともあれ、クラブ系のボッサからサルサに至るまで手を出して幅の広い彼らだが、ブルーナ・ロペスのヴォーカルものは、どれも本当に美しい。なかでも本作、そして新作にも収められた「Jackie」は泣きのメロディの名作中の名作。本人たちも気に入っているらしく、「Voyage to Brazilia」のCDでは、リミックスも含めて3曲も同曲が収められてちょっと食傷した。