まるでCRUMPSかなんかのようなジャケからして怪しいし、レーベルもわからない。でもクレジットを見るとジャズ・ギタリストのバーニー・ケッセルの名や、A面7曲目にはレス・バクスター、B面にはアート・ヴァン・ダムなどけっこうな有名どころが書いてある。しかも聴くとぜんぜんそう思えないところが、また怪しい。いったい何なんだ。このアルバムは! でもこれを聴くと古いところではポランスキー監督の『チャイナ・タウン』、最近では『LAコンフィデンシャル』の登場人物になった気分になれるゼ。ロカビリー風も入っているけれどね。