アジア系のなにげにエロな表情に惹かれ、しかもタイトルもグッときてつい買ってしまったが大正解。9人編成６管のバックも洒落ているし、ティール・ジョイの歌もハスキーで60年代ニューヨークの夜のクラブ歌手、って感じだ。完全にジャズだが、バック・ミュージシャンにその世界で名の知れている人間が一人もいないのが不思議だったし、苗字にヨーロッパ系が多いのも気になった。でも、演っている曲はすべてスタンダードだけれどね。「I Fall in Love Easily」なんて絶品。